作業場所を見つけること

作業場所を見つけること
サラサラのマグとキャラメルマキアート。

都会から離れた喫茶店にいます。自分の周りで評判がよかったので、来てみた場所です。ホットドリンク用のマグの手触りがよく、サラサラした心地で気持ちいいです。 以前も、記事を喫茶店で書いていたわけですが、自分自身がそういうところに行くようになったのは割と最近のことです。ちょっと不思議な気分ではあります。

子供のころは、そもそも喫茶店にいって何をするんだ、と思ったものです。幸運にも、家で居心地の悪さを感じることはあんまりなかったですし、一番落ち着く場所は自室、そういうタイプでした。 今はどうでしょう。家の居心地の良さには特に変化はありません。しいて言うなら、自分の集中力は下がったでしょうか。とはいっても、収集癖もあいまって、むしろ家で何かをやりたくなることが多いのも確かです。ただ、待ち時間の選択肢としてとても重宝するのは確かです。コーヒーも嫌いではありませんからね。

テレワークが進んだり、iPadが進化したことで、作業場を外に見出すハードルはとても下がったと感じます。持ち物を必要最低限にして、場所を変えることで気分も変え、作業に集中するというのも、かなりしっくりきます。
じゃあ自分はなぜやらないんだろう、と思ったんですが、1つに、自分の場合は道具を増やしてこだわることで、やる気を出そうとしている節があります。使いたいものを揃えておくことで、気分を高めているわけですね。
もう1つは、単純なことで、作業をやりたいような場所にまだ出会えてはいないようです。結局のところ、習慣として定期的に作業をするのが大事なわけで、そうすると当然、よくいける場所を見定めることが必要です。自分が見聞きするいいスポットは、どこも電車で1時間ほどかかるわけですから、そりゃあ根本的に縁遠い場所といいますか、たまに来る場所以上の感情はなかなか抱きにくいわけです。何か思い出があったり、別の理由でしっくりきていれば、全然違うのですが。

それはそれとして……。外で作業をする、一番の理由として、納得せざるを得ない事があります。他にできることがない、ということです。作業道具だけを持って外に出れば、作業以外できませんからね……。それでもスマホを延々と見てしまうのは、もう気分の問題でしかないのでしょうが、まあ仕事ではないのですから、それは自分で妥協するところになるのでしょう。締切がないのであれば、その日はスマホを見てしまう日、他の日でなんかやる、と思うぐらいがちょうどよさそうです。そんなわけで、選択肢を狭めて作業に誘導させることができるのは、外での作業ならでは。自室ではなかなかできないことですね。できることなら出先でもキーボードを持ち出したいものですが、なにせ何キロもあるものですから……。それも負荷のある運動になっていいのかもしれませんけど。

そうやって画面を眺めていたら外が暗くなってきました。まだまだ冬ですね。この時間になると、帰宅する心配が出てくるのも外出の特徴でしょう。出社に残業を抑止するパワーがあるのも、これが大きいんじゃないでしょうか。僕はよい子なので、そろそろ帰り支度に取り掛かろうと思います。なので、この記事もこれまで。

OFUSEで応援を送る
alter095

alter095

massmist管理人です。 詳細は右上の「=」 よりAboutやDJで書いてます。 https://massmist.net/dj/
Japan